Episode03

チームワークで取り組むICTソリューション

SEとCAの連携プレーで課題を解決

SEはCAと連携し、技術の側面からお客さまの様々な経営課題を解決にあたることがミッションである。CAが提案した案件の技術面での課題を洗い出すと共に、お客さまが本当に必要なものをしっかりと検証して、最適化に近づけていくのもSEの役割である。そのためCAと一緒に客先へ同行することも多くある。
お客さまへの提案では、どれだけお客さまの現状を把握できているかがポイントとなる。通信やICTは目に見えないため、事前の状況把握が十分に行えていないと、いざ導入の際に不具合が生じてしまうリスクもある。そういった失敗を起こさない為に、丁寧にお客さまとのコミュニケーションを取ることはもちろん、CA・協力パートナー会社等と連携をしっかり取って、円滑なシステム導入を進めなければならない。

脅威からお客さまを守る使命

あるお客さまからCAを通じて相談があった。
「個人情報保護法が改正されたと聞いたが、我々の会社は対応できているのだろうか?」
2017年5月30日に個人情報保護法改定が施工され、個人情報を保有する小規模事業者を含むすべての企業が対象事業者となった。それを受け不安を感じたお客さまから相談を頂いたのだ。
すぐにCAと共にお客さま事務所へ伺い、現状とられている対策を調査すると、事務処理等を行うためのパソコンにウィルス対策ソフトが導入されているのみであり、その他の対策はほとんどなされていない状況であった。その調査結果を踏まえ、UTMやNASといったサービスを組み合せた多角的な観点からのセキュリティ対策をご提案し、導入に至った。
個人情報等の漏えい事故では、賠償金といった直接的な被害コストが発生することに加え、ユーザーや取引先からの信用・信頼が失墜しかねず、最悪の場合は事業の継続が困難になる危険性すらある。
ICTのプロフェッショナルとして、こういった脅威からお客さまをお守りすることも大きな使命である。

お客さまの為に

以前ビジネスフォンを導入頂いたお客さまから急いだ様子で連絡が入った。
話しを聞いてみると、突如インターネットにつながらなくなり業務で必要なシステムにもアクセスができないとのこと。このお客さまには光インターネット回線をご提供しており、そこから先のパソコンまでのネットワークや機器はすべてバラバラのメーカー等から購入されていて、インターネットにつながらなくなった時、誰に相談して良いかわからず色々なヘルプデスクへ連絡をしたのだという。
SE担当のNがお客さま事業所へ駆けつけ、トラブルの原因の調査を行ったところ、スイッチングハブと呼ばれる装置が故障していたことが原因であると判明した。通信に必要な装置等はいずれも老朽化が進んでおり、いつ故障が再び起こっても不思議でない状態であったため、後日早急に更改のご提案をさせて頂く約束をするとともに、その日のお客さま業務が再開できるよう応急措置を行いお客さまの通信の復旧を行った。
「色々なところへ電話で助けを求めたが、すぐに駆けつけてくれたのはNTTさんだけだよ。本当に感謝をしている。ありがとう。次回から通信やシステムはすべてNTTさんにお願いをするから、これからもうちの会社を助けて欲しい。」復旧後お客さまから頂いた言葉だ。
自分がSEとして身に付けてきた知識やスキル、そして日頃から心がけているお客さまへ寄添う姿勢でお客さまのお役に立てたと実感できた思い出深い出来事である。

ICTを活用したお客さま満足を追求する

世の中がインターネットといったICTが不可欠な時代になっていて、今後はより一層それは進んでいくと考えられる、だからこそICTを使ったお客さまへ提供できる価値はますます大きくなる。お客さまがICTを活用し、更なる飛躍をして頂けるように私自身も日々成長を続けていきたいとSE担当のNは言う。
CAがお客さまへの期待を創り出し、SEがその期待を超えた先の信頼を獲得する。そのチームワークの是非が、お客さまへの価値発揮に大きく影響をすることを忘れてはならない。そしてSEとして、お客さまが安心・満足して頂けるように、技術的な観点から考えうる最大の価値をお客さまへ提案するのである。